CASE STUDY

子どもライターが埼玉の魅力を海外へ発信。17ケ国からアクセスがある記事に|NPO法人AEA

2024.07.11

MATCHA Contents Manager

小学生から高校生が活躍する埼玉県に拠点を持つNPO法人AEA。子供たちは、外国人向けに英語ガイドをするなど様々な活動を通してグローバルな感覚を養っており、海外への架け橋として評価され埼玉親善大使にも任命されました。MATCHA Contents Managerを導入して、子供たちが海外に向けて埼玉県の魅力をMATCHAに投稿してくれました。小学生は親にサポートもらいながら、高校生は1人で記事を書いてくれたそうです。

子どもたちが手がけた記事はこれまで11本。閲覧数は計2089回。県内有数の桜の名所・熊谷桜堤に関する記事は、17か国以上からアクセスがありました。

この度、NPO法人AEAで実際にMATCHAに記事を投稿してくれた子どもたちに話を聞かせていただきました。

MATCHA Contents Manager(MCM)は、誰もが簡単に、インバウンド観光プラットフォーム「MATCHA」に投稿し多言語で発信できるサービスです。

今回お話を聞かせていただくのは、小学校3年生の山口結寿(ゆず)さん、高校1年生の新井愛望(なるみ)さんと石橋芳(かおる)さん。山口さんはお母さんと一緒に取材と記事作成を行い、新井さんは全て自分で行ったそうです。石橋さんは、メンバーの活動を見て猛暑対策の記事を今後作成する予定です。

山口さんが書いた記事:
https://matcha-jp.com/jp/19022
https://matcha-jp.com/jp/19018

新井さんが書いた記事:
https://matcha-jp.com/jp/19000

小学生親子、高校生が簡単に記事作成ができた理由

ー実際に記事を書いてみて、どうでしたか?

(山口)お母さんと一緒に今回取り組んだのですが、お母さんもネットで記事を書くことは初めての挑戦でした。初心者にも分かりやすいMCMの使い方ガイドがあったので、初めての挑戦でしたが心強かったです。慣れてきたら、簡単に1日くらいで書けるようになりました。自分たちが書いたものが記事になったのを見たときは、感動しました!


※MCM使い方ガイドは、MCMユーザーがいつでも閲覧できるページとなっています。記事の書き方からよくある質問まで網羅的に掲載されているため、初めて記事作成に取り組む方が一歩踏み出せるような内容になっています。

(新井)記事を作成するのに、見出しや画像など自分が入れたい内容を簡単に選ぶことができ、素人の私でも簡単に記事を作ることができました。多言語に翻訳する機能では、日本文化に関する部分の表現をより分かりやすくするために、AEAのプログラムでアメリカの高校生からフィードバックをもらって修正しました。自動で多言語には変換されますが、ネイティブに聞いて、それぞれの言語の記事を加筆修正することも可能なので、納得して情報発信することができます。

ー記事を書くことに挑戦して初めて知ったことなどはありますか?

(山口)醤油パークのツアーでは色んな発見がありました。「どうして樽はあんな大きいなのか?」と醤油を混ぜる樽について質問をしたら丁寧に理由を教えてもらいました。また、醤油づくりに関わる人々が納豆を食べてはいけないということを知り驚きました。醤油や味噌を作る麹菌より納豆菌が強く、麹が負けてしまうからだそうです。記事を書く目標があったので、普通に体験するだけではなく、より内容を深く知ることができました。

(新井)記事で使う写真に関して許可が必要なことを今回初めて知り、何度か神社に足を運び撮影を試みたのですが生憎の天気でした。そこで、氷川神社の使用可能な素材を見つけて使いました。アイキャッチになる写真で記事の閲覧数が変わると聞いていたので、最終的に良い写真を選べてよかったです。

地域に住んでいるからこそ、伝えたい魅力

ー記事に書く内容は、どのように決めたんですか?

(山口)川島町の金笛しょうゆパークは以前に行って面白かった記憶があり、紹介しようと決めました。熊谷の桜祭りに関しては、綺麗なスポットなのでぜひ訪れてほしいと思い選びました。この記事を読んで、桜の中を歩いているような気分になってほしいと思っています。

(新井)自分が通っている学校のある大宮は、埼玉県の中心的な場所で都会のイメージが強いと思います。でも都会的な魅力ではなく、通学路にもある木々が迎えてくれる氷川神社の参道が日本らしくて紹介したいなと感じました。神社の中にある蛇の池は、華美ではなく日本の風情を感じられる場所で、そういった場所があることを発信したいなと思いました。

ー今後、どんな記事を書いてみたいと思いますか?

(山口)初めての取り組みで、記事が世界中に発信されると思うと、どこまで実際の感想などを書こうか悩み、あまり私目線での発信の内容を入れることができませんでした。MATCHAの方から「もっと自分の気づきや感想を入れて良いんだよ。そういったことが読み手も気になるところだよ。」とアドバイスをいただいたので、今度書くときは、自分の想いをもっと書いてみようと思います。

(新井)埼玉県が故郷である渋沢栄一さんが新1万円札に肖像がデザインされたので、渋沢栄一さんがどんな人なのか?や、縁の場所を紹介する記事を書いてみようと思います。

(石橋)浴衣を着る際の熱中症対策に関する記事を書きたいなと思っています。浴衣を着て日本の文化を体験したい人や夏に日本に来る訪日客にはもちろん、暑い国の人にも日本の暑さ対策の文化を知ってもらいたいなと思って、この内容で考えました。

国際交流を通して、感じた日本の文化を知り伝える大切さ

ー海外に向けて魅力を伝えるような記事を書きたいと思った理由はなんですか?

(山口)1年生からAEAに入り、海外の人たちと交流する中で、日本の良さを海外に伝えたいと思うようになりました。今回取り上げた桜は日本の中でも綺麗なお花だと思い、地元に桜の名所があるので、ぜひ知ってほしいなと思いました。

(新井)現状、訪日客の方々は特定の観光スポットなどに集まっていると思います。そういった人気の集めている定番の場所と同じくらい魅力のある場所が地方にもたくさんあるので、そういったことを伝えたいなと思っています。

(石橋)通っている学校は英語で授業が行われているなど、学校でもAEAの活動でも海外の人々と交流が多くあります。交流していくことで、日本の文化などのバックグラウンドをもっと知りたいと感じるようになりました。今度、実際にお祭りで海外の方と交流する機会があるので、インプットを自分なりにして臨みたいなと思っています。相手の興味や関心に合わせてアウトプットして日本の魅力を伝えていきたいです。

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