MATCHA Contents Manager(MCM)が全国47都道府県すべてに導入拡大、インバウンド向け発信のインフラを目指す
2025.02.28
ニュース

観光情報の多言語発信が全国規模で本格化。観光DXが加速し、地方の魅力が瞬時に世界へ届く時代に
株式会社MATCHA(本社:東京都中央区、代表:青木優)が提供するインバウンド向けメディア「MATCHA」上で多言語コンテンツを投稿できるサービスMATCHA Contents Manager(MCM)が、全国47都道府県すべてに拡大しました。
これにより、都市部に集中していた海外向けプロモーションが地方にも広がり、地域ごとの独自の魅力が世界に届く環境が整いました。現在、全国で2,300以上のスポットが登録され、3,300本以上の記事が公開されています。また、MCMを活用した宿泊予約の増加や、地域観光の訴求強化など、各地で具体的な成果が生まれており、観光業界のデジタルシフトが加速しています。
MATCHA Content Manager(MCM)とは・・
MATCHA Contents Manager(MCM)は、誰でも簡単に観光情報を多言語発信できるシステムです。日本最大級のインバウンドメディア「MATCHA」上に直接記事を投稿でき、翻訳対応も可能。これまで海外プロモーションは専門業者への委託が一般的でしたが、MCMにより自治体や観光関連事業者が、自らスピーディーに発信できるようになりました。
全国展開で見えてきた変化
1️ 観光事業者のデジタル活用が進展

観光業界では、訪日客への認知拡大を目的に、デジタルツールを活用した情報発信が活発化しています。自治体や宿泊施設、観光施設などがMCMを導入し、多言語での迅速な情報発信を強化しています。ターゲットに応じた発信が容易になり、効率的なプロモーションが可能になっています
例えば、岐阜県の下呂温泉 水明館(https://company.matcha-jp.com/case_study/5660/)では、MCMを活用した訪日客向け情報発信により、宿泊予約が3か月で51件増加。香港・台湾・韓国など多国籍な予約が生まれました。
水明館のMCMページ:https://matcha-jp.com/jp/mcm14530
2️ 訪日客の興味・関心の多様化が加速

都市部だけでなく、地域ごとの特色を活かした観光誘致が進んでいます。食文化やアクティビティ、地元との交流など、都市にはないローカルならではの魅力が訪日客に求められ、各地域のプロモーションが強化されています。
山梨県のレジャー施設を運営する富士観光開発では、継続的な情報発信により、1年半で累計34万PVを達成。CTR(クリック率)も10.83%と高水準を記録し、地域の魅力発信に貢献しています。
3️ 訪日客の多様なニーズに対応した多言語発信が拡大

多言語発信の担い手は特定の地域や業種に限らず、多様な組織に広がっています。多くの訪日客が訪れることで、よりニーズが多様化し、対応の当事者が広がるとともに、ターゲットに合わせた情報発信がより求められるようになりました。
例えば、JR東海ホテルズでは、「新幹線駅直結」など訪日客のニーズに合わせた情報発信を行い、公式サイトへの送客数が向上。短期間で合計1,200PVを獲得し、CTR(クリック率)も平均9%とMATCHA全体の平均を上回る結果を記録しました。
事業責任者コメント

株式会社MATCHA 取締役COO 齋藤慎之介
「MCMの全国導入により、MATCHAには日本全国のローカルかつディープな観光情報が多言語で集まってきています。地方の魅力を世界に伝えることで、訪日観光のあり方がさらに多様化し、地域経済の活性化に貢献できると考えています。今後も、さらなるサービス拡充と改善に努め、業界全体の成長をサポートしていきます。」
今後の展望
今後、MCMの全国導入を機に、さらなる観光DXの推進が期待されます。
・自治体と民間企業の連携が進み、地域全体での観光DXが加速
・多言語対応の観光情報が「当たり前」になり、訪日観光客の地方分散を促進
・全国の観光資源が均等に発信されることで、持続可能な観光モデルの実現へ
自治体・企業へ導入を進め、MCMを活用した観光プロモーションの定着を図ります。
将来的には、MATCHAを通じた観光収益創出拡大を目指し、観光業界全体のデジタル化をさらに加速させていきます。
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