PV数がオウンドメディアの2倍の成果も。MCMで公式サイト運営の課題を解決|広島県観光連盟(HIT)
2023.04.29
MATCHA Contents Manager
広島県観光連盟、通称HITは、広島県の魅力を世界に届け、広島が国内外の多くの人から選ばれ、何度も訪問してもらえる観光地となることを目指して、観光CRMなどの先進的な取り組みを数多く打ち出しています。
この度は、2023年10月にMCMを導入していただいた広島観光連盟のチーフプロデューサーである山邊昌太郎様や、実際に運用をされている河内様、オーガー様に、MCMを導入する前に感じていた課題や、導入後の成果、実際に使用した際の感想について、オンラインでお聞きしました。
MCM導入前の課題
— これまでどのように情報発信を行っていましたか。また導入前の課題点はありましたか。
(河内さん)MCMを導入する前は、いくつかの公式観光サイトで広島の観光情報を発信していました。しかし、インバウンドにおいてはSEO対策が十分にできておらず、広島のインバウンドに関する情報が十分に届いていないという課題がありました。
導入のきっかけ
— MCMを知ったきっかけはなんですか。
(山邊さん)MACTHAの青木さん(※弊社代表の青木優)からMCMの話を聞きました。やったことのない取り組みであればまず取り組んでみよう!という気持ちでやっているので、すぐに導入してみることにしました。
— 導入してみようと思えた理由を教えてください。
(山邊さん)まず、メディアとしてのMATCHAがインバウンド観光客からの知名度が高いこと。広島のインバウンドの情報が十分に届いていないということが課題だったので、MATCHAに掲載できれば、公式サイトに載せるよりもインバウンドからのアクセス数が多くなるだろうと思いました。
— 実務担当者として、運用する上での不安はありませんでしたか?例えば、工数が増えてしまうのではないかなど。
(河内さん)正直、山邊から「簡単に利用できるツールだよ」「そんなに高くないツールだからトライアル導入しやすいよ」ということだけを聞いていたので(笑)、そこまで不安はありませんでした。
1記事(6言語)あたり1時間。実際に利用してみての感想
— 実際に利用し始めてみての感想を教えていただけますか?
(オーガーさん)元々ホームページ制作等には携わったことがなかったのですが、MCMの操作性はすごく簡単で、利用しやすいです。公式サイトと比較したときに、MCMの方がシンプルで記事は上げやすいと感じています。ただ、アドバイスをもらった「〇〇に関するおすすめ〇選」というような記事をまずは掲載していくことを意識しすぎているのか、どの記事を転用しようかと記事を選ぶ時間が少しかかってしまっているところは改善点です。
また、昨年度はMATCHA用に記事を作っていこうと思ったりもしていたが、まだそこまで手が回っていない状況です。
(河内さん)記事の選定や転記なども含めると、当初思っていたよりは工数が必要だという風に感じていますが、公式サイトで記事を作るよりは、MCMで記事を作る方が簡単だと思います。
— 記事を転用して公開するまでに、1本あたりにどの程度の時間がかかっていますか?
(オーガーさん)1記事転記するのにはだいたい10〜15分程度ですかね。公開までは、明確に測ったことはありませんが、1本あたり1時間程度あれば十分公開できると思います。
公式サイトの2倍のPV数も。導入後の変化や効果
— MCM導入によって得られた成果を教えてください。
(河内さん)まずMCMの導入によって、ターゲットとしている繁体字圏に向けた情報発信がしやすくなりました。質的な効果検証はまだ十分にできていませんが、今後の重点市場は香港、台湾、シンガポールなので、MCMを継続して利用できると繁体字圏により届きやすくなるかなと思っています。
さらに、実際に公式サイトとの比較をすると、繁体字で2倍近くのPV数が出ていることがわかりました。
今後の展望や、MCMに期待すること
— 最後に、MCM活用の今後の展望や、期待することを教えてください。
(河内さん)最終的には、広島に多くの観光客の方に来ていただきたいので、MCMを活用することで多くの方に広島の魅力が届くようになるといいなと思います。
(山邊さん)MCMのCMSを入力すると、一気にMATCHAにも公式サイトにも投稿できるようになると便利だなと思います。
今後、CRM施策の海外展開なども視野に入れながら様々な取り組みを地域横連携でしていきたいと思っています。その際に、地域のDB連携や、コミュニケーションツールとしてMCMを幅広く活用することができたら理想だなと思っています。そこは、改善に期待ですね。
— 広島県の魅力が世界に届くよう、改善を進めてまいります。本日は貴重なお話をありがとうございました!
(掲載内容は、取材当時のものです)
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