CASE STUDY

持続可能な観光地で「世界一」になった愛媛県大洲市が情報発信に力を入れる理由|一般社団法人キタ・マネジメント

2024.05.07

MATCHA Contents Manager

一般社団法人キタ・マネジメントは、愛媛県大洲市で地域固有の歴史・文化などの観光資源を活用した観光まちづくりに取り組む地域DMOです。大洲市は、江戸時代に城下町として栄え、今もなお歴史的建造物が多く残り、当時の雰囲気を感じることができます。キタ・マネジメントでは、空き家となった建物を活かして分散型ホテルやカフェ、雑貨店等を誘致し観光の活性化を図っています。こういった取り組みが評価され、2023年に国際的な認証団体「グリーン・デスティネーションズ」が選ぶ世界の持続可能な観光地として選出され、「文化・伝統保全の部」は世界1位に選ばれました。

この度は、「MATCHA Contents Manager(以下、「MCM」)」を活用してくださっているキタ・マネジメントの企画広報係長兼歴史資源活用係長である井上陽佑さんに、MCMを導入する前に感じていた課題や、導入後の成果、実際に使用した際の感想についてお聞きしました。

※MATCHA Contents Manager(MCM)は、誰もが簡単に、インバウンド観光プラットフォーム「MATCHA」に投稿し多言語で発信できるサービスです。
サービス詳細はこちら→MATCHA Contents Manager概要

〇愛媛県の主要観光エリアに来る観光客の5%が大洲に来る仕掛けを

ー大洲市が訪日観光客向けに1番訴求したいものは?

我々で所有している城下町そのものがホテルとなっている「NIPPONIA 大洲城下町」です。

現在は、全部屋合わせて31室を観光客向けに展開しています。単純に考えると、愛媛県内の松山市内やサイクリングで人気の「しまなみ海道」に訪れる観光客の内、大洲市へ5%〜10%が足を運んでくれたらホテルは満室になる計算です。大洲市は、松山市からはJRで30分程度と距離も近い場所にあるので、主要観光エリアに訪れる観光客の方々に知ってもらえれば来てもらえる可能性が高いと考えています。

そのため、情報発信をして「知ってもらう」ことが宿泊施設に訪れてもらうためにも大事な取り組みだと考えています。

〇外注しないことで、情報発信がスピーディーに行える

ーMCMを導入する前に感じていた課題は何ですか?
訪日観光客向けには、JNTO(日本政府観光局)が運営するサイトでの情報発信や大洲市の英語版サイトでの情報発信を行っていましたが、それぞれの発信で課題を感じていました。
JNTOが運営するサイトでは、DMOに募集がかかり情報発信が出来るのですが、情報を呼びかける募集の頻度が限られており、投稿カテゴリも限定的でした。多くの方に届けるという意味では有効だと思うのですが、自分たちが発信したい内容と募集されるカテゴリが異なる事もあるので、発信できないもどかしさを感じていました。

また、MCMを導入する前に運用していた英語版サイトは、外注してサイトを運営していたので、情報を投稿するまでのタイムラグが発生する点など情報発信のスピード感に課題を感じていました。英語版サイトは、日本語サイトと別ドメインということもありSEO対策を別でしなくてはいけないという課題もありました。

この情報発信で抱えていたスピード感や投稿内容の課題は、自分たちでMCMを活用することにより解決されていきました。

※現在は、運用サイトが変わり繁体字と英語2言語で発信するサイトになっています。

〇訪日観光客が不安なのは、 目的地までの「ラスト数メートル」

ー実際にMCMを活用して、情報発信に関してどのような変化がありましたか?

自分たちだけで完結して記事の直接投稿や編集が出来るのは、とても運用しやすいです。また、公式サイトには載せきれない観光情報を気軽にSEO対策がされているプラットフォームに発信出来るようになったので、旅行者に向けて本質的なアプローチが出来ていると感じています。

例えば、私たちの投稿している記事「JR伊予大洲駅から各施設へのアクセス方法」の中で駅からバスの乗り方や観光案内所の場所など丁寧に解説しています。

自分自身も海外に行ったとき、空港まではスムーズに辿り着けても、空港から1歩外に出た時に不安感を感じたことがありました。旅行者にとって、大きな移動より目的地までに辿り着くまでの数メートルの移動の方が不安を感じるのでは?と思い、MATCHAでは旅行者が安心して大洲を観光できるように旅行者の懸念を取り除くような情報も発信しています。

また、市町村が運営するサイトだと公平性を重視した情報発信を意識する必要があるのに対して、旅行サイトへの情報発信なので純粋に旅行者に人気の題材を投稿ができる点も今まで出来なかった課題が解決された点ですね。ターゲットである観光客のニーズに合わせた情報を発信できるのは、MCMだからこそできることだと感じています。

今後のMATCHA での投稿は、1スポットだけではなくモデルコースのような紹介をして滞在時間を伸ばせるような記事や、周りの市町村を絡めた投稿をしていく予定です。

自由度が高いMCMだからこそ、旅行者にとって有益な情報発信に挑戦していきたいです。

〇予算が限られているからこそ、メディア戦略やSEO対策に力を入れる

ーお話を聞いていて、SEO対策という言葉が多く聞こえましたが、なぜSEO対策に力を入れているのでしょうか?

シンプルに費用対効果が高いからです。ローカルだからこそ、お金をかけずに実施できる戦略を先鋭的に頑張るしかないと思っています。まだまだ愛媛の大洲市というのは、世界的に見ても認知度は高くないエリアです。主要都市のような大規模な予算でプロモーション戦略を打つことが難しいからこそ、地道にメディアリレーションを構築してマスメディアへの露出をし、メディアからの受け皿となるSEO対策をした情報発信を続けることがローカルの観光を盛り上げるためにできることだと思います。

<関連リンク>
愛媛県大洲市のMCMを活用したMATCHA記事一覧

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