CASE STUDY

デジタルノマドから在日外国人まで中長期滞在者の課題を解決する情報発信で、月間50名の店舗誘客へ|GTN

2024.08.19

MATCHA Contents Manager

日本に来る・滞在する皆様に必要な住居・携帯/インターネット・お仕事探し・生活サービスなどをワンストップで提供するGTN「外国人専門サービスのノウハウを融合、日本での短期滞在から長期在住まで ビジネス・生活・レジャーに必要なあらゆる情報・サービスをワンストップで提供する。」というコンセプトのもと、2023年1月に新拠点として羽田エアポートガーデン店がスタートしました。そこでのMCMを活用した情報発信では月に50名ほどの集客につながるような実績もあります。

MCMに限らず、様々な場面でMATCHAと連携しながら外国人向けに発信を行っているGTN執行役員の佐藤 彰(グローバル通信事業部事業部長)さんに、今までの取り組みや成果、今後の取り組み等をお伺いいたしました。

GTNが提供する包括的な在日外国人向けサービス、中長期滞在者向けの発信にMATCHAと連携

ーGTNでは、「外国人が日本に来てよかったをカタチに」をミッションに事業を展開しているとお聞きしました。具体的には、どのような取り組みをされているのですか?

在日外国人向けに総合的にサービスを提供しています。主なサービスとしては、家賃保証、お部屋探し、携帯・インターネットサービス、金融サービス、日常生活や就業支援などが含まれます。中々手に入りにくい音声付きSIMは、インバウンドから中長期の滞在の方まで利用される方が増えてきています。

ーMATCHAとは具体的にどんな取り組みをされていたのですか?

羽田エアポートガーデン内にある弊社の拠点に関して、MATCHA Contents Managerを利用して情報発信をしています。こちらでは、MATCHA経由での月間で50名ほどの集客が実現しています。また、弊社のサービスである賃貸やネットサービスなどを記事で外国人向けにMATCHA編集部から発信いただき、送客に繋がっています。記事での翻訳などで、弊社の外国人人材を活用いただくような連携もしています。

VFR(Visiting Friends and Relatives)やデジタルノマドが新たなターゲット

ーGTNさんの中で、在日外国人以外に訪日外国人という中でターゲットにされている方はいますか?

我々は基本的に中長期的に滞在する外国人に向けたサービスを提供しています。
在留外国人に会いに来る旅をVFR(Visiting Friends and Relativesの略)と呼び、彼らの日本訪問を重要視しており、それに伴う推進を行っています。この市場自体は、外国人人材が日本で増加していることに伴い、伸びている傾向にあります。
例えば、日本に住んでいる外国人の女性が妊娠出産となると、母親が母国から来日し、長期滞在してくれることもあります。そういった方々のお役に立てるようなサービスを提供したいと考えています。

また、最近ではデジタルノマドの市場も注目されていますよね。こういったターゲットにも我々がサービスを提供していきたいと考えています。羽田エアポートガーデン店からも、既にそのターゲットに向けてMCMを活用してSIMから宿泊先まで提案するような記事の発信も行っています。

この中期滞在者というのは、1番困ることが多いと考えています。言語に関しても流暢な日本語を話せる訳ではない中で、旅から住む・暮らす領域に入っていくことで、課題が出てくるんですよね。「買いにくい」「契約しにくい」というような悩みを解消するために私たちは賃貸や音声付きのSIMなど暮らしをサポートする様々なサービスを彼らのニーズに対して素早く提供しています。

GTNの羽田空港の拠点がMCMの活用で旅の目的地化に

ー在日外国人向けのサービスを提供されているGTNさんとして、インバウンド向けに情報発信をしているMATCHAは、どのような点で役立っていますか?

まず観光で日本に訪れた方に、「日本に来て楽しかった」と思っていただき、そういった方向けに中長期で滞在できるような情報をお届けすることで、「暮らしてみたい」という気持ちが芽生えてくれたら、私たちがMATCHAさんとご一緒する意味があるなと思います。

渋谷区からスタートアップビザの業務を受託しており、羽田エアポートガーデンでチラシやデジタルサイネージを通じて、ビザのご案内をしていました。ビザの期間中、ビザホルダーの方々に拠点としてご利用いただける場があるのですが、このビザの情報を店舗で知った観光目的の3組(台湾2組、アメリカ1組)のお客様がその場所を視察する流れへと繋がりました。私たちにとって、とても嬉しい話でした。

こういった交流人口からグローバル関係人口を作っていくことが我々にとって大事なユーザーエクスペリエンスだなと思っています。

ーMCMのサービスも羽田エアポートガーデンで活用いただいていると聞きました。

羽田エアポートガーデンでは、店舗があるからこそ、現場でいただいた問い合わせを元に記事を作成しています。毎日受付で問い合わせの履歴を残しているので、需要を汲み取って発信をしています。その中でも記事として発信をして反響があったのは、音声付きSIMです。災害が増えていたり、長期滞在需要が増えてニーズが高まる一方で、現在では、取り扱い事業者も少なくなっています。そのため、音声付きSIMを求めて、ご来店される方が一定数いらっしゃいます。

記事で発信をして誘導に成功して、実際に店舗に来るという、「目的地化」に成功したのはMCMを使ったからこそできたことだと思います。

最近では、羽田エアポートガーデンの他の店舗さんと連携して、店舗の情報発信をすることで来客に繋がっている事例も出てきています。

ーそんな風に実際のアクションに繋がっているお声を聞けて嬉しいです。

僕は、MCMってインバウンド向けのPRTIMESのようなものだと思っています。PRTIMESのように企業が発信する情報では、エンドユーザーに届きにくい仕組みを、MCMではうまく活用できたことが非常にありがたかったです。旅行者にとって、広告っぽくない感覚で見てもらえるのが良いなと感じます。

月1回のブラッシュアップミーティングの伴走支援も凄く参考になっています。
私たちは担当者2人で月4本の記事を投稿しているのですが、記事の反響などを分析してくださって、提案してくださるので、助かっています。他社さんの動きなども凄く参考になっています。

新たな取り組み、多言語ホームページ構築サービス「MCM Premium」の導入

ー今後も色々と新たな取り組みをご一緒できること楽しみにしています。

MCM Premiumを活用して、GTNのオウンドメディアも構築予定です。サイト内では、「日本に来て良かった」と思えるような暮らしをサポートする内容や旅の情報などお伝えしていけたらと思っています。中長期的に滞在する方向けに私たちのサービスであるマンスリーマンションや音声付きSIMのご案内、日本の生活の不便をアプリでサポートするGTN Assistantsなど、多岐にわたるGTNのサービスを必要な方のために届けるようなサイトにできたらと考えています。

世界中探してもこれだけのサポートサービスを提供しながら、中長期滞在者向けに情報発信しているサイトはないと思います。

エンジェル投資家やデジタルノマド向けのビザの緩和が検討されている動きからも、日本に良いインパクトを与えるような中長期滞在者が増えていくと思っています。「日本に来たい」と思ってくれる方に対して「適切に情報を発信する」そういった役割を担えたら嬉しいですね。

<関連リンク>
GTNのMCMを活用したMATCHA記事一覧

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