COLUMN

株式会社MATCHA10周年を迎えて【CEO青木優】

2024.03.06

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2024年2月9日(金)に開催されたMATCHA10周年イベント。
MATCHAで働いているメンバー、今まで支えてくださった皆様、今後ご一緒してくださる皆様を迎え、「MATCHAのこれまでの10年の感謝と、これからの10年の希望」をテーマに、一緒に時間を過ごしました。

イベントの中で、代表取締役CEOである青木がMATCHAの10周年の軌跡を振り返り、また次の10年に向けての展望を語りました。

本日はMATCHAの10周年イベントにお越しいただき誠にありがとうございます。今回一人ひとりの方に声をかけさせてもらいました。創業期ぶりに顔を合わせた方もいれば、はじめましての方もいれば、様々な方に参加いただき感謝しています。

会社を立ち上げて10年になりました。 10年前の起業時のときのソワソワした思い 「起業しました!」「メディアを公開しました!」とSNSに投稿した時のあのドキドキ感。本当に世の中に受け入れてもらえるのだろうか?そういった気持ちが蘇ってきています。

これからの10年に向かっていく上で、今あらためて再確認したい3つのお話をしたいと思います。自分にも言い聞かせていきたいことであり、皆さんにも共有したいことです。

創業の原点

1つ目は、創業の原点についてです。

「そもそもなぜ、起業したのか?」

遡ると、13年前になります。僕自身が学生時代、海外をバックパッカーで世界一周に行きました。

世界一周をする中で、世界における日本にふれる機会が多くありました。その時に、自分の国は多くの人に熱狂的に愛されていることを感じ、とても誇らしく思ったんです。同時に、世界でまだまだ日本人がビジネスできていないことを知りました。

帰国後、もっと日本を知りたいと思いました。 日本各地を巡る中で、素晴らしい日本各地にある文化がに触れました。「こんなにも素敵な文化があるのか!」という感動と同時に、日本のそういった魅力がなくなりつつあることも知りました。そこにもったいなさを感じたし、なんとかしたいと思ったんです。

また海外の友人が日本に来る中で、みんな東京・京都・大阪だけ周って帰ってしまう。それ以外にも日本の魅力は沢山あるのに届いていない現状があった。旅行者の方も、知っていたら行きたかった、そういった方も多くいました。だとしたら、「日本の魅力を世界に届け、世界中の人が満足し、同時に文化が残るようなことをできないか?」と思ったんですね。

そんな思いから、2013年12月3日に会社をつくり、今に至ります。

今、MATCHAでは 「日本の価値ある文化が時代とともに残り続ける世界に」 をビジョンに掲げています。

創業期から今に至るまで、思いは変わっていません。

ここにいる皆さんも、おそらく人生を変えた何かしらの原体験があると思います。 難しい局面や心が折れそうだった時、自分の原点に立ち止まると、エネルギーが湧いてくる。

会社を10年を迎えた今、改めて自分自身の原体験に立ち戻ることの大切さを感じています。

人と組織との関わり方

2つ目は、人や組織との関わり方についてです。

起業してから沢山の失敗をしました。 何度も組織崩壊が起こり、その時の出来事から、今もいろんな負い目を感じています。

臆病になって、今も手や思考が止まってしまうことがあります。会社を良くしたい、もっと良いものを生み出していきたいという思いが、周りの人を傷つけてしまったこともあります。自分自身の小さなプライドが邪魔をして、焦って、自分がやらなきゃと思って空回りをしてしまったんですね。

この数ヶ月、経営メンバーや株主と本気の対話を続けました。 会社が掲げている理想に対して、僕自身、そして我々はどこまで本気で向き合えているのか?どういった姿を実現したいのか?について膝をつめて話しました。

「青木さんが会社を良くしたいという思いで言っているのは十分わかってますよ。」 そう言われた時に、泣いてしまった自分がいました。この10年間で初めての出来事でした。 思いっきりぶつかってきてくれたからこそ、自分自身、感情を出せたし、本音が言えたんだと思います。

創業して10年経ってわかったことは、どれだけいいアイディアがあったとしても、自分一人では何もできないということです。

MATCHAに関わる1人1人が一緒にやっていきたいな、関わってよかったな、と思いがあってこそ、アイディアが形になります。

逆を言えば、それこそが最も大事なことではないかということです。 僕自身が「何ができるか」なんて、実現したいことからしたら些末なことです。

インバウンドは多種多様な人が関わるものです。そして、実現したいビジョンに向け、自分の弱さを受け入れること。そして、「みんなのがインバウンド」ということを学びました。

これからもこの考えを大事にして、関わる人がのびのびと活躍できる組織や場を作っていきたいと思います。

文化とは希望

3つ目は、「文化とは希望」ということ。

「なんで、自分は観光に10年も関わっているんだろう?」

そう考えることが去年何度かありました。 日本には素晴らしい文化が沢山あります。一方で、そういった日本の良さが、なくなってしまっている実態がある。

いいと感じた文化が残ってほしい、なくなってほしくない、という思いや願いが根底にあるんでしょう。

ただそれでも、確信しているのは文化とは「希望」ということです。

なぜ、文化なのか。 これからの日本をなにが支えていくのか。

この国は製造業の国と言われ、素晴らしい製品と強靭な産業構造、 何十万、何百万人という人が働き、JAPAN as No.1という称号を手に入れました。

しかし、これからの日本はどうでしょうか?人口減少、少子高齢化社会、外に目を向ければ、新興国の急速な発展。これまでと同じように「経済」だけでは、日本として、日本人としての存在感、自尊心、愛着を紡いでいくのは難しいのかもしれない。

だからこそ、「文化」なのであると私たちは考えました。 文化とは、これまでの歴史が紡いできた倫理観であり、日本の共有資産です。

今、なぜ世界中の人が日本に来ているのか?それは日本にしかない文化的な魅力があるからです。人の人生を豊かにし、変える力が沢山ある。

だからこそ、文化とは日本にとって希望なんです。

最後に

これからの10年に向かっていく上で再認識したいことをお話させてもらいました。

創業の原点。すなわち、「原体験にこそ価値がある」 人や組織についての思い。「自らの弱さをさらけ出すことで、インバウンドをみんなで創るということ」という考え。 何より、「文化とは希望」だということ。

MATCHAは 「日本の価値ある文化が時代とともに残り続ける世界に」 をビジョンに掲げています。 世界の人々が日本を楽しむ機会をつくり続けた 「インバウンド観光プラットフォームMATCHA」 企業や地域が持つ価値や魅力を世界の人々に届ける 「インバウンド戦略事業」 インバウンドに関わる個々人が持つ知恵や経験を業界の資産に変える 「インバウンドサミット」 この3つの事業を軸に、会社のビジョンを実現していきます。

日本の架け橋となり、世界を日本のファンにする。

それによって、世界をより豊かにするような存在になっていきます。

株式会社MATCHA概要

株式会社MATCHAは、「日本の価値ある文化が、時代とともに残り続ける世界に。」という理念を掲げ、訪日・在日外国人向け情報発信を専門とする、インバウンドのプロフェッショナルです。

日本最大級の訪日・在日外国人向け情報サイト「MATCHA」及び多言語でMATCHAに投稿できる月額サービス「MATCHA Contents Manager」を運営しています。

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