地域の文化財を活用してインバウンド集客を実現!令和7年度 全国各地の魅力的な文化財活用推進事業 解説
2025.03.04
Column

文化財を活用して、訪日外国人観光客を呼び込むチャンス!
地域に眠っている文化財を活用し、新たなインバウンド集客を実現しませんか?
日本国内だけでなく、海外向けにプロモーションを強化することで、 地域の文化財の魅力を発信し、持続可能な観光コンテンツとして活用できます。
今回、文化庁が発表した令和7年度 全国各地の魅力的な文化財活用推進事業は、
- 文化財を活用した高付加価値な観光コンテンツの造成
- 国内外の知的好奇心旺盛な旅行者の誘致
- 文化財の保存・活用を両立する持続可能な仕組みの構築
を目的として、補助金を活用した事業支援を行います。
この機会に、文化財を活かしたインバウンド施策をスタートしましょう!
令和7年度全国各地の魅力的な文化財活用推進事業:
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/joseishien/zenkoku_katsuyo/94166701.html
今回の文化庁の補助金事業のポイント
補助対象者(補助事業者)
補助を受けるためには、以下の (1)・(2) の条件をすべて満たす 必要があります。
(1) 補助対象となる者(補助事業者)
- 対象者:
- 文化財の所有者・管理団体・地方公共団体・民間事業者
- 上記で構成される協議会等(以下の要件を満たすことが必要)
- 協議会等の要件:
- 定款に類する規約を有する
- 意思決定・執行組織が確立されている
- 会計組織があり、自ら経理・監査ができる
- 活動の本拠となる事務所を有する
- 補足事項:
- 文化財の所有者・管理団体でない場合、所有者の同意取得が必須。
- 申請前に自治体文化財担当者・学芸員等へ事前説明を行うこと。
- 必要な同意を得ていない場合、交付決定が取り消される可能性あり。
(2) 補助対象となる事業
以下の 4つの条件をすべて満たす事業 が対象となります。
- 文化財の高付加価値化・持続的活用
- 国指定等文化財(世界文化遺産・日本遺産含む)を核として、文化財の活用から保存への再投資を促進。
- 持続可能な好循環を生み出すこと。
- 対象文化財の所在地が以下の市区町村に該当すること
- 訪日外国人旅行者が多い
- 世界遺産・日本遺産・国立公園等がある
- 国際イベント開催予定がある
- 訪日外国人増加が見込まれ、受入環境整備が必要
- 外国人観光客の目標値と計測方法を設定
- 有識者が妥当性を検証し、必要に応じて目標値修正を行う。
- 文化財周辺の観光インフラ整備
- Wi-Fi、多言語対応、キャッシュレス対応、洋式トイレの整備 など。
今回の補助対象となる範囲
本事業では、コンテンツ造成等に関わる費用 が補助対象となります。
補助対象となる事業カテゴリー
- 調査
- マーケット調査(ターゲット分析、観光戦略策定、類例調査 など)
- 歴史資料調査、時代考証の専門家招聘 など
- コンテンツ造成
- 事業開発(協議会開催、運営プラン・収益性・PR計画の検討、専門家招聘 など)
- コンテンツの企画・造成、演出プラン策定、商品化検討 など
- 備品の制作・購入、設備の導入
- 衣装・調度品・備品の制作・購入
- AR等のコンテンツ制作・機材購入
- 設備の導入、解説ツールの制作・多言語対応 など
- 実施のための準備
- 実証実験・モニターツアーの実施
- コンテンツの販売・実施
- コンテンツの実施・検証
- 対外的な情報発信素材作成、宣伝・プロモーション活動
今回の補助金の申請方法と期限
応募書類の提出期限:令和7年4月11日(金)17:00《必着》
補助を希望する場合は、期限までに必要な書類を提出してください。
インバウンド向けのプロモーションについてのご相談はMATCHAまでお問い合わせください!
MATCHAが提供できるサポート
補助金を活用して、より効果的なインバウンド施策を実施するために、 MATCHAでは以下のサポートを提供しています。
インバウンドのターゲットに関する調査
- ターゲットとする訪日客への市場調査
- 調査結果からマーケティング戦略立案
インバウンド向け情報発信体制の整備
- 多言語発信ツール「MATCHA Contents Manager」の活用
- 効果的なデジタルマーケティング戦略の構築
海外向けプロモーション支援
- 地域・文化財・ターゲットに合わせたインフルエンサーのコーディネート
- 海外旅行者に響くPR戦略の立案・実施
インバウンド向け情報発信記事の作成
- 月間600万PVを誇るインバウンドメディア「MATCHA」にて、 訪日観光に精通したプロがタイアップ記事を制作。
補助金を活用し、地域の文化財を世界に発信する準備をしませんか?
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補助金を活用したインバウンドプロモーションに関する質問
Q. 補助金を活用してどのようなプロモーションが可能ですか?
A. 多言語情報発信、SNS広告、インフルエンサー活用、PR記事作成などが可能です。また、今回の補助金の対象になっている市場調査もMATCHAでは数多く手掛けておりますので、事業のフェーズに合わせてご相談に乗ることが可能です。
Q. 文化財活用に関するプロモーションの成功事例はありますか?
A. MATCHAでは、過去に補助金を活用した観光プロモーション事例を多数サポートしています。また、文化の文脈に強い編集スタッフもおり、地域で大切にされてきた文化財を丁寧に発信するサポートをさせていただきます。
Q. MATCHAに相談すると、どのようなサポートが受けられますか?
A. ターゲットに合わせたプロモーション戦略立案・実施まで支援します。まずは、インバウンドと文化財の活用に関してのニーズや課題のヒアリングから行い、最適なプランを提案させていただきます。ぜひ申請前にお声がけください。
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