【開催レポート】地方でインバウンドの受け入れを強化するには?御宿町内の観光事業者向けワークショップ
2025.03.11
Column

訪日観光客の増加が続く中で、地域の魅力をどのように伝え、効果的に受け入れるかが課題となっています。御宿町もその例外ではなく、観光事業者にとってインバウンド市場を理解し、対応するスキルを身につけることが求められています。今回のワークショップでは、MATCHAの専門知見を活かし、御宿町の魅力を再認識し、訪日客向けの情報発信手法を学ぶ機会となりました。
開催概要
- 開催日時: 2025年2月27日(木) 13:30~15:30
- 開催場所: 御宿町役場 2階 大会議室
- 主催: 御宿町役場 産業観光課
- 協力: 株式会社MATCHA、株式会社せんのみなと
- 参加者属性: 宿泊施設、飲食店、観光関連事業者、商工会関係者、地域メディア関係者 など
開催の背景
御宿町は、美しい自然環境や豊かな歴史を有しながらも、訪日観光客に対する情報発信や受け入れの課題を抱えています。本ワークショップは、MATCHAのインバウンド専門知見を活かし、観光事業者が御宿町の魅力を再認識し、効果的な情報発信手法を学ぶことを目的に開催されました。
ワークショップの内容
オープニングセッション
ワークショップの冒頭では、参加者に対して本イベントの目的と期待する成果が共有されました。MATCHAのセールスである浅利薫平によるインバウンド市場動向の解説を交えながら、御宿町の観光業が直面する課題と機会についての議論が展開されました。 ワークショップの趣旨と狙いを共有し、参加者もインバウンドに関する理解と関心が深まった様子でした。
地域の魅力を再発掘するセッション

参加者は、すごろく形式のアクティビティを通じて御宿町の魅力を再認識し、それぞれが考える観光資源について話し合いました。グループで意見を交換しながら、訪日観光客の視点で町の特色を整理し、地域資源の新たな価値を発見する時間となりました。参加者からは、「歴史や食事やスポット等、今日知った新たな町の魅力をお客様へ発信していきます。」といった声もあげられ、住んでいる地域だからこそ知らなかった新たな観光の魅力を再発見する時間へとなりました。
インバウンド向け観光ルートの検討

参加者は、ターゲットごとに御宿町の最適な観光ルートを考案し、地図を活用しながらアイデアを具体化。ファミリー向け、文化体験型、エコツーリズムなど多様な視点でルートを設計し、それぞれの強みや改善点を共有しました。ディスカッションの中で、移動手段や情報発信の工夫についての課題も浮き彫りになりました。 訪日観光客向けに適した観光ルートを考え、ターゲット別の施策を検討しました。参加者からは、テーマとして昭和の街として推していきたいと言う声もあり、他の事業者と整理したからこそのまちの良さに気づき、どんなテーマ設定が最適なのかを気づく時間になったのではないでしょうか。
今後、御宿町で登録しているプラットフォーム「MATCHA」に投稿できるサービスMATCHA Contents Managerに今日議論されて出てきたアイディアが投稿が予定されており、訪日客の方々に御宿町の情報が届くことが楽しみです。
参加者の声
- MATCHAの解説でインバウンド市場の理解が深まった。
- 御宿町の魅力を改めて考え直し、訪日客にどう伝えるべきかが見えてきた。
- 観光ルート作成のワークショップが実践的で、今後の施策に活かせそう。
- 地域の他事業者と連携する重要性を実感できた。
まとめ
本ワークショップでは、御宿町の観光事業者がインバウンド市場について理解を深め、訪日観光客を受け入れるための具体的な施策を考える機会となりました。専門的な知見と実践的なワークを通じて、情報発信の重要性を改めて感じ、地域の事業者同士が連携する可能性も広がったように思います。今後は、ワークショップで話し合われた観光ルートを実際の施策につなげ、継続的にインバウンド誘客を進めていくことが求められます。
インバウンドは観光業にとって追い風となっており、連日ニュースでも取り上げられていますが、「訪日客をどのように受け入れればよいのか」「言葉の壁をどう乗り越えるか」「地域に来てもらうために何ができるのか」といった不安を抱える事業者の声も多く聞かれます。
そうした悩みを解決するために、MATCHAではインバウンドの専門家として、訪日客への理解促進からプロモーション戦略の策定までをサポートしています。今回のワークショップのように、地域の観光事業者が前向きに一歩を踏み出せる機会を、今後も提供していきたいと考えています。
インバウンドプロモーションに関するお悩みや、戦略的なサポートをお考えの方は、ぜひお気軽にMATCHAまでお問い合わせください。
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