CASE STUDY

「国によって好まれるコンテンツは違う」。外国人視点でインバウンドの情報発信を取り入れ、”響く”コンテンツ作成を実現|ななお・なかのとDMO

2023.07.26

インバウンドマーケティング事業

ななお・なかのとDMOは、七尾市と中能登町の観光振興を目指し、地域観光資源の磨き上げや受入環境整備、情報発信などをされています。

MATCHAとは2022年度からお取引を開始し、モニターツアーやインフルエンサーによるSNSでの発信などの施策を展開しています。

今回はインバウンド施策担当者のスミさんにこれまで抱えていた課題や、導入後の成果についてお伺いしました。

MATCHAの得意な市場領域と幅広い実績に注目。特定国に偏らず、幅広い対応力を期待

— 現在のお仕事とななお・なかのとDMOのインバウンドに関する取り組みを教えてください

現在、私はななお・なかのとDMOのインバウンド担当として働いており、4年目に入りました。これまでに七尾城のインバウンド向けツアーや外国人向けの飲食マップ、飲食店のメニューの英語化、インバウンド受け入れセミナーなど、さまざまな取り組みを行ってきました。

七尾市は和倉温泉が台湾のドラマで取り上げられたこともあり、以前から台湾や香港など中華圏の観光客が多く訪れています。また、新型ウイルス流行直前の調査ではフランス、イギリス、オーストラリアからの訪問も増えており、訪日本格再開後にはさらなる市場拡大を目指しています。

— MATCHAとの取り組み開始前はどのような課題感がありましたか

以前、自分たちでALT※と連携したモニターツアーを実施したことがあったのですが、さらに広範囲に情報を届けたいと思い方法を模索していました。

また、国によって好きなジャンルの方向性や好まれる体験は違うので、台湾・香港などの中国圏から欧州・豪州にターゲットを広げていく中で、それぞれの国の方にとって魅力的なコンテンツを作成する必要があり知見がある企業を探していました。

— MATCHAのことは何でお知りになりましたか?

MATCHAの存在は、同じ七尾市にある和倉温泉観光協会のインバウンドプロモーション動画やWEBコンテンツの制作を過去に請け負っていたことから知っていました。

MATCHAが持つ実績や自社のメディア運営もしていらっしゃるのでインバウンドへの造詣が深く信頼できる会社だと思い、相談をしたことが取り組みのきっかけです。

他社との比較検討も行いましたが、MATCHAは特に現状訪日旅行者が多いアジア圏での強みに加えて、幅広い市場領域を対象に情報発信をしていることが決め手となりました

※ALTとはAssistant Language Teacherの略で、外国語を母国語とする外国語指導助手をいいます。

数万規模でリーチ数が増加。フォロワーにも響く魅力的な内容となった

— 具体的な施策内容を教えてください

2022年に、フランス、イギリス、オーストラリアからのインフルエンサーを招き、モニターツアーとSNSでの情報発信を行いました。モニターツアーでは、外国人視点でコンテンツの評価や受け入れ態勢の改善点を把握し、本格的な誘客に向けた改善策や訴求ポイントを明確にすることができました。また、SNSでの情報発信により、旅行ニーズのある人々に的確な情報を提供することができました。

— MATCHAとの取り組みを通してどのような成果を得られましたか

MATCHAとの取り組みを通じて、観光コンテンツの内容が各国に響くより魅力的なものになったと感じています。以前にDMO主導で実施したモニターツアーと比較して、リーチ数が数万人規模で増加し、情報発信の力強さを実感しました。また、フォロワーの反応などからも情報発信における訴求ポイントを改めて把握することができました。さらに、MATCHAの迅速な対応にも助けられています。

市場に合わせた情報発信が強み。プロモーションに悩む自治体や団体におすすめしたい

— 今後の展望や、MATCHAに期待することを教えてください。

和倉温泉というと日本を代表する旅館などが想起されやすいですが、私たちは、単に旅館に泊まるだけでなく、地域の体験コンテンツも楽しんでもらえるような地域になりたいと考えています。旅館は魅力の一つではありますが、旅館が少ないエリアでも自然や美味しい食など魅力的なエリアがたくさんあります。MATCHAと協力して、このような情報発信に取り組んでいきたいと考えています。

私はインドネシア出身ですので、インドネシアの方に好まれそうなものについては一定の理解がありますが、それぞれの市場に特性があるため、そういった点でMATCHAにサポートいただけることを今後も期待しています。

— 最後に、どんな企業・団体にMATCHAをおすすめしますか

私のように「英語ができるから」とインバウンドの担当になられた方もいらっしゃると思います。しかし、国によって好まれるコンテンツは全く違い、それぞれに対しての理解が必要です。MATCHAはインバウンド向けのメディアを取り扱っている会社であり、さまざまな国への情報発信に豊富な経験を持っています。インバウンドのプロモーションに悩む自治体や団体には、MATCHAをおすすめします。

MATCHAは自社メディアを運営している印象が強いかもしれませんが、インフルエンサーとの連携など、プロモーション活動も得意としています。インバウンド誘客に関する相談があれば、MATCHAは対応できるパートナーとなるでしょう。

— 本日は貴重なお話をありがとうございました!

(掲載内容は、取材当時のものです)

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