【開催レポート】愛媛県で初開催!株式会社MATCHA主催「インバウンドサミットin瀬戸内」に県知事や地域のキープレイヤーが集結
2024.11.15
column
インバウンドメディア「MATCHA」を運営する株式会社MATCHA(本社:東京都中央区、代表取締役:青木 優)は、2024年11月7日(木)・8日(金)に愛媛県で「インバウンドサミットin瀬戸内」を主催しました。会場には約130名が来場し、オンラインでは550名以上の申し込みを記録しました。
本イベントでは、愛媛県の中村知事をはじめ、瀬戸内地域でインバウンドに携わる多彩なプレイヤーが登壇。訪日客の地域への期待や受け入れ体制の工夫をテーマにしたトークセッションが行われました。さらに、参加者同士が交流を深めるアフターパーティーや、世界的に持続可能な観光地として注目される愛媛県大洲市でのスタディツアーも実施。参加者はインバウンド市場への理解を深め、具体的な行動を起こす契機となる2日間となりました。
【インバウンドサミットin瀬戸内について】
訪日客数は過去最高を更新し、消費額も年間8兆円規模に達する見込みです。これは、人口減少や経済の不安定さが続く日本にとって、希望の光の一つと言えるでしょう。しかし、地方自治体においては、インバウンドの意義は理解されているものの、実際の受け入れに対して「難しい」と感じている人々が6割にのぼります(株式会社JTBコミュニケーション調査「全国の地方自治体のインバウンド施策の現状と課題―外国人観光客をめぐる自治体職員の期待と悩み―」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000130.000021206.html)。
訪日客誘致には、地域側の理解と受け入れ体制の整備が不可欠です。今回開催した「インバウンドサミットin瀬戸内」は、愛媛県が実施する「トライアングルエヒメ」事業の一環として実施されました。当日は、瀬戸内地域で活躍するインバウンドのプレイヤーが集結し、DAY1には130名、DAY2には40名以上の参加者が集まりました。トークセッションでは訪日客が地域に求めるものについて学び、アフターパーティーやフィールドツアー、ワークショップを通じて、参加者同士の交流を深める場が提供されました。
参加者は愛媛県内外から集まり、地域観光に携わる方やインバウンド強化に取り組む意欲的な方々が多く見られました。特に、自身の事業をさらに発展させるためのヒントを求める熱意あふれる姿が印象的でした。
今後も、様々な切り口で日本の魅力と訪日客を繋げる役割を目指していきます。
※インバウンドサミットについて
インバウンドサミットは2020年にコロナ禍の中でスタートし、2024年9月に東京で第5回が開催されました。地方では今回が2度目の開催となります。インバウンドサミットを通じて、業界の機運醸成と地域間のつながり強化を目指しています。
当日の各コンテンツの様子
◾️愛媛県知事 中村時広様による挨拶
インバウンドサミットin瀬戸内は、愛媛県の中村知事による挨拶で幕を開けました。挨拶では、愛媛県が取り組む観光事業の具体的な事例が紹介され、トップセールスに積極的に取り組む姿勢が語られました。この発信に、多くの参加者が深い感銘を受け、自らの観光事業への取り組みを見つめ直す契機となったようです。
◾️トークセッション
「なぜ人々は瀬戸内に魅了されるのか」「地域住民と世界を目指す観光のカタチ」「 今、訪日客が求めているローカルへの旅とは」のテーマで各登壇者がトークセッションを行いました。
登壇者(順不同・敬称略):
・AirbnbJapan株式会社 代表取締役 田邉 泰之
・瀬戸内リトリート 青凪 by 温故知新 総支配人 下窪 日登美
・四国ツアーズ株式会社 地域コーディネーター/株式会社地域ソリューション パートナーズ徳島支社 アドバイザー 出尾 宏二
・株式会社MATCHA 代表取締役社長 青木 優
•Walk Japan / CEO , The Japan Travel Company / 取締役会長 ポール・クリスティ
・一般社団法人キタ・マネジメント CMO 井上 陽祐
・瀬戸内国際芸術祭実行委員会事務局(香川県瀬戸内国際芸術祭推進課)主幹 今瀧 哲之
・株式会社MATCHA 取締役 COO 齋藤 慎之介
・株式会社インターローカルパートナーズ 代表取締役 山本 桂司
・avex management シンガーソングライター Miyuu
・インバウンドコンサルタント SNSクリエイター 南 クリスティーナ
・entohouse BAR&GUESTHOUSE オーナー シーバース 玲名
・フリーアナウンサー / いよかん大使 武内 陶子
◾️会場内展示「SETOUCHI:SEEN THROUGH GLOBAL EYESー日本に魅了される旅人の眼差しがとらえた もうひとつの瀬戸内ー」
本企画展には、日本に暮らしながら日本各地の魅力を発信している海外出身の5名のクリエイターが参加し、瀬戸内で心を奪われた瞬間を切り取った写真を展示しました。
参加クリエイター:
南クリスティーナ氏 ー インバウンドコンサルタント兼SNSクリエイター
Donny Kimball氏 ー アメリカ出身のデジタルマーケティングコンサルタントで、旅情報の発信者
Ariel Lee氏 ー 台湾系アメリカ人のトラベルコンテンツクリエイター
Maigo Mika氏 ー 高知在住のYoutuber兼コンテンツクリエイター
Chris Mollison氏 ー 写真家および映像作家
各クリエイターの詳細はこちら
◾️愛媛県大洲市でのフィールドツアー
愛媛県大洲市は、持続可能な観光地の国際認証団体「グリーン・デスティネーションズ」が選出する「世界の持続可能な観光地」の「文化・伝統保全」部門で、国内初となる世界1位を獲得した地域です。フィールドツアーでは、地域ガイドの案内で大洲市の取り組みを学び、ワークショップではその事例を自身の事業にどのように活かせるかについて意見交換が行われました。
一般社団法人キタ・マネジメントとMATCHAの事例:
https://company.matcha-jp.com/case_study/5154/
一般社団法人キタ・マネジメントがMATCHAで投稿するサイト:
https://matcha-jp.com/en/mcm26038
参加者からの声
・東京のインバウンドサミットも多角的にインバウンド観光を考えるには有効だったが、今回の「インバウンドサミットin瀬戸内」ではより具体的な話が聴けて、たいへん参考になった。今後も地域を選んで、このように両面で進めていただけると良いと感じました。
・特に参加者の方にとても懸命な方が多く、その熱量もあってイベント自体がとても良いものだったように感じました。皆さんそれぞれがさまざまな形、角度で地域との連携を取って活動されていることも、とても勉強になりました。
・様々な分野の人たちが集まり、多面的な意見を聞けたことがとても嬉しかったです。ただトークだけで終わるのではなく翌日のフィールドワークをすることで、実際にまちづくりの現場を体感できたことが嬉しかったです。
■「インバウンドサミットin瀬戸内」開催概要
開催日時:2024年11月7日(木)8日(金)
開催場所:愛媛県県民文化会館、愛媛県大洲市内
参 加 者:オフライン130名、オンライン550名以上
公式サイト:https://inbound-summit.com/setouchi
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